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音楽療法って何?
音楽療法って、臨床現場頑張ってても発信できることは少なくて、たまに「将来は音楽療法とフルートどっちの方が頑張りたいんですか?」って聞かれて驚く。私は音楽療法士です。フルートを吹いている時であっても、いつでも。でもそう見えないのは、やはり音楽療法についてはなかなか発信が難しいから。演奏活動って華やかで、毎回写真も撮るもんね〜📷
コンサートや演奏活動は月に1〜5回ほどなのに対して、音楽療法は月に20〜30セッションしてるのになあ。。。
学生の時は考えもしなかった“音楽療法ってなんだろう“って、最近よく考える。
音楽療法ってなんですか?
と聞かれた時に、「○○です!」という簡潔な言葉で説明できないのは、音楽療法の対象者さんが広く、手法も様々で、目的も多様だからだと思う。
「音楽療法とは○○です」とは簡単には説明できない。
音楽療法は、
心理療法であり
リハビリであり
療育であり
ストレスケアであり
リラクゼーションであり
:
多岐にわたる。
ただ、一つ言えることは
音楽を用いて、その人の心身の健康を向上させるために行われるということ。その目的や手法は多岐にわたる。
そんな説明がややこしい音楽療法。
音楽療法士によっても様々なことが行われてる。
私にとって音楽療法とは思えないことも、“音楽療法”と言われて行われてたりする。私が行う音楽療法も、特に高齢者の集団セッションの場合、これは70%レクリエーションだなぁと思う場合もある。(レクリエーションが求められる場合もある。音楽療法とレクについては別の機会に書きます✏️)
音楽療法を正しく伝えたいと思って、色々活動をしても、なんだか浅瀬を一生懸命泳いでいるような感覚になる時がある。
伝わり切らない……
全てを伝えられない……
音楽療法はこんなもんじゃなくて、
もっともっと、臨床現場で力を発揮してるのに……
でも、もっと伝えたい!と思うと同時に、実は、大々的にネットで発信するのがコワイというのもあります。
だって私もまだまだ修行中の身。ベテランの音楽療法の先生って私より倍以上、何十年も音楽療法されてて…そんな先生方に「何してんのよ」って思われるのが怖い。怖いです…🥺
音楽療法を広めたい!と言いつつ、そういうところ、逃げてるよなぁ…と、思っていました。
「何してんのよ」って思われても、「どこが変でしたか教えてください😭」というマインドで頑張るしかない😭腹を括るしかない😭
そんな葛藤を、しております。
実際の患者さんの映像を見ていただけたら伝わるかもしれませんが、それはなかなか難しい。
だから、色々工夫して(実は一つアイディアが💡)もっともっと音楽療法を伝えていけるようにもう一歩、踏み出して頑張りたいと思った夜でした🌙
そして、発信するにあたって自分に自信を持つためにも、音楽療法士として成長するためもっと勉強します📚
ここに書いたのは気持ちの整理と、宣言です。
音楽療法が選択肢の一つになりますように。